気象庁の予報では、今年(2026年)の関東甲信地方の梅雨入りは6月上旬と見込まれています。雨量は平年並み〜やや多めという予想で、これから1ヶ月ほど続く湿気との戦いが始まります。
梅雨は、髪と頭皮にとって意外と過酷な季節。「夏の方が大変」と思われがちですが、実は梅雨の方が頭皮トラブルが起きやすい時期なんです。
この記事では、メンズウィッグサロン「バンビーニー」の坂野てんくが、梅雨入り前にやっておくべき頭皮ケアの準備を、具体的なステップでお話しします。
結論:梅雨は「湿気で頭皮環境が荒れる」季節
- 湿度が80%超えると、頭皮の常在菌が一気に増える
- 汗・皮脂・湿気が混ざって毛穴が詰まりやすい
- 放っておくとフケ・かゆみ・脂漏性皮膚炎のリスク
- 梅雨入り「前」の準備で、6月以降のトラブルを大きく減らせる
梅雨が頭皮に与える3つの影響
① 湿度の上昇で雑菌が繁殖しやすくなる
梅雨時期の室内湿度は、何もしないと70〜90%まで上がります。実はこの湿度帯は、頭皮の常在菌(マラセチア菌など)が一気に活性化するゾーン。
常在菌そのものは悪者ではないんですが、増えすぎると皮脂を分解してフリーラジカルを発生させ、それが頭皮の炎症やフケ・かゆみの原因になります。
② 汗・皮脂・湿気の三重苦
梅雨は気温も上がってくる時期。汗をかきやすくなり、皮脂分泌も増えていきます。さらに湿気が加わることで、頭皮表面に「汗・皮脂・湿気」の薄い膜ができてしまうイメージです。
この膜が毛穴を塞ぎ、雑菌が繁殖する温床になります。シャンプーで丁寧に落とさないと、確実に頭皮環境が悪化していきます。
③ ストレートヘアが言うことを聞かない
湿気で髪が広がる、うねる、前髪がペタッとなる。梅雨時期の「あるある」ですよね。
これは頭皮そのもののダメージとは別ですが、「髪型が決まらない」というストレスが、頭皮を無意識に触る・かく行動につながり、結果的に頭皮トラブルを悪化させるケースもあります。
梅雨入り前にやるべき5つの準備
梅雨入りまでまだ2〜3週間。この期間に準備をしておくと、梅雨本番でも頭皮環境を整えやすくなります。
STEP 1:シャンプーを「弱酸性」に切り替える
梅雨は皮脂分泌が増える時期。アルカリ性の強い洗浄力のシャンプーは、必要な皮脂まで奪って逆効果です。髪と頭皮と同じpH4.5〜5.5の弱酸性シャンプーに切り替えるのがおすすめ。アミノ酸系・酸性のシャンプーで「弱酸性」と書かれているものが目印です。
STEP 2:シャンプー後の「完全乾燥」を習慣化
梅雨時期に最も大事なのが、シャンプー後にしっかり乾かすこと。湿ったまま寝ると、雑菌の繁殖が一気に進みます。タオルドライを丁寧に行い、ドライヤーで根元から完全に乾かすのを習慣にしましょう。「自然乾燥」は梅雨時期は厳禁です。
STEP 3:頭皮用ローションで保湿バランスを整える
「梅雨は湿気が多いから保湿不要では?」と思われがちですが、これは誤解。実は皮脂が増えても、頭皮内部は乾燥していることが多いんです。化粧水と同じ感覚で、頭皮用ローションを使うことでバランスが整います。
STEP 4:エアコン・除湿機で湿度を50〜60%に保つ
室内湿度を50〜60%に保つだけで、雑菌の繁殖を大きく抑えられます。除湿機がない場合はエアコンの「除湿」モードを使用。寝室は特に意識して湿度コントロールを。
STEP 5:枕カバーをこまめに洗う
頭皮トラブルの隠れた原因が、不潔な枕カバー。汗や皮脂が染み込んだまま使い続けると、寝ている間に頭皮に雑菌が再付着します。梅雨時期は2〜3日に1回の交換がおすすめです。
NG行動:梅雨にやってはいけない3つのこと
NG①:洗浄力の強すぎるシャンプーで毎日2回洗う
「ベタつくから2回洗おう」は逆効果。必要な皮脂まで奪われ、頭皮が「もっと皮脂を出さなきゃ」と過剰分泌するループに入ります。1日1回、優しい洗浄力のシャンプーで丁寧に洗うのが正解。
NG②:濡れた髪を放置して寝る
梅雨時期の最大NG。雑菌の温床を作るだけです。どんなに眠くても、ドライヤーで乾かしてから寝てください。
NG③:頭皮を爪でゴシゴシ洗う
かゆいからといって爪でかきむしるのも、シャンプー時に爪を立てて洗うのもNG。頭皮を傷つけて雑菌が侵入しやすくなります。指の腹で優しくマッサージするように洗いましょう。
ウィッグユーザーの梅雨対策
ウィッグを使っている方からも、梅雨時期は「ウィッグの中が蒸れる」「梅雨の湿気でうねる」というご相談をいただきます。
当サロンの固定式ウィッグは通気性を考慮した設計ですが、梅雨時期はやはりケアの頻度を上げていただくのが安心です。月1回のメンテナンス時に、シャンプー方法や保湿ケアを丁寧にお伝えしています。
当サロンでの取り組み
バンビーニーは新橋にある男性専用のメンズウィッグサロンです。1ヶ月外さない固定式ウィッグを月額制・契約縛りなしで提供しています。
ウィッグの相談だけでなく、頭皮ケア全般のアドバイスも、カウンセリング時に丁寧にお伝えしています。「梅雨に向けて頭皮環境を整えたい」というご相談も歓迎です。
よくあるご質問
Q. 梅雨時期は何回シャンプーすればいいですか?
A. 1日1回がベストです。「ベタつくから2回」は逆効果。優しい洗浄力のシャンプーで、丁寧に1回洗うのが頭皮環境を保つコツです。
Q. 朝シャンと夜シャン、梅雨時期はどっち?
A. 夜シャンが基本です。1日の汚れと汗を落として寝ることで、頭皮環境を保てます。朝シャンだと、日中の汗・皮脂を一晩中放置することになり、雑菌繁殖のリスクが上がります。
Q. 加湿器を使っている部屋でも頭皮乾燥は起きる?
A. はい、起きることがあります。湿度は十分でも、エアコンの風が直接頭に当たると頭皮の表面水分が奪われます。梅雨時期はエアコン使用も増えるので、風向きには気を配りましょう。
Q. 梅雨時期にカラーリングは控えるべき?
A. 梅雨時期はカラーが落ちやすい傾向があります。湿気と汗で色素が抜けやすいんです。どうしてもカラーをしたい場合は、染料の長持ちするタイプを選ぶか、梅雨明け後を待つのも一案です。
Q. フケが急に増えたらどうすればいい?
A. まずシャンプーを見直してください。洗浄力が強すぎる、または逆に洗えていない、どちらの可能性もあります。改善しない場合は、脂漏性皮膚炎の可能性もあるので、皮膚科への相談をおすすめします。
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まとめ
梅雨入り前のこの時期にやっておくべきは、シャンプーの見直し・完全乾燥の習慣化・湿度管理・枕カバーの清潔保持。この5つの準備で、6月以降の頭皮トラブルを大きく減らせます。
梅雨は「ジメジメして気分も落ちる季節」ではあるものの、頭皮ケアの習慣を整えるには絶好のタイミング。今のうちから少しずつ準備を進めて、快適な梅雨を過ごしていきましょう。
気になる方は、お気軽にカウンセリングにお越しください。
坂野 てんく|バンビーニー代表
新橋のメンズウィッグサロン「バンビーニー」を運営。1ヶ月外さない固定式ウィッグの月額制サービスを提供しています。お客様の悩みに丁寧に向き合うカウンセリングを大切にしています。
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