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帽子をかぶると薄毛になる?気をつけたいかぶり方

この記事のポイント

  • 噂の出どころをたどると順番が逆でした。薄毛が気になった方が帽子をかぶり始めたのが先です
  • 帽子そのものと薄毛に直接の因果関係はありません
  • ただしきつく締めつける・髪を縛ったままかぶる・蒸れたままにするの3つは避けたいところです
  • 紫外線から頭皮を守るという意味では、帽子はむしろ心強いアイテムです

「帽子をかぶると薄毛になる」。子どものころに一度は聞いたことがある、という方は多いと思います。実際、サロンでも「帽子はやめたほうがいいですか」と聞かれることがあります。先に結論をお伝えすると、帽子をかぶること自体が薄毛の原因になる、という直接の因果関係はありません。東京・新橋の固定式メンズウィッグサロンバンビーニーの代表が、この噂について動画で話しました。この記事では、噂がどこから生まれたのかと、それでも気をつけておきたいかぶり方を整理します。

はじめにお断りしておきます。私たちは医師でも薬剤師でもありません。ですので、この記事で「こうすれば防げる」といった断定はしません。毎日いろいろな方の髪と頭皮を見ているウィッグ屋の立場から、この噂がどう生まれたのかを整理するのが目的です。

「帽子で薄毛になる」の噂は、順番が逆でした

この噂、どうも話の順番が入れ替わっているようです。もともとは、薄毛が気になり始めた方が、前髪や生え際を隠すために帽子をかぶり始めた。これが先です。

すると、まわりからは「帽子をかぶっている人は薄毛の人が多い」ように見えます。そこから「帽子をかぶった人が薄毛になった」に変わり、さらに「帽子をかぶるから薄毛になる」という形に姿を変えて広まっていった。つまり、原因と結果が途中でひっくり返ってしまったわけです。

🎬 坂野てんくが動画で話していたこと

「僕ですね、このルーツを調べた時に、薄毛の方がですね、前髪とか髪の毛を気にして帽子をかぶり始めたところから、帽子をかぶった人が薄毛になったということが噂が広まり、帽子をかぶるから薄毛になったという風にですね、噂が形を変えて広まっていったものが、都市伝説のような噂の広まりがあったということになっておりました。」

この手の話は、髪まわりだといくつもあります。「坊主にすると髪が濃くなる」も同じ系統ですね。こちらは毛包の仕組みから解説した記事で書いています。

帽子と薄毛に、直接の因果関係はありません

ここははっきりお伝えできます。帽子をかぶったから髪が減る、ということはありません。毎日仕事で帽子をかぶる方はたくさんいますが、その全員の髪が薄くなっていくかというと、そんなことはないですよね。

🎬 坂野てんくが動画で話していたこと

「実際はどうなのかということなんですけれども、直接な因果関係はございません。」

ただ、まったく無関係かというと、そこまで言い切るのも違うかなと思っています。「帽子」ではなく「かぶり方」の話として、気にしておきたいことが3つあります。

気をつけたいかぶり方①|こめかみが痛くなるほどきつい

サイズが合っていない帽子を無理にかぶると、こめかみのあたりが痛くなることがあります。あの状態を毎日続けるのは、あまりおすすめできません。

髪は頭皮から生えています。その頭皮の血のめぐりが良くないと、髪はきちんと育ってくれません。締めつけが強い状態が長く続くのは、毛根にとってうれしいことではないはずです。かぶった時に「ちょっときついな」と感じるなら、ワンサイズ上げるか、アジャスターをゆるめてあげてください。

気をつけたいかぶり方②|髪を縛ったままかぶる

髪が長めの方だと、結んでから帽子をかぶることがあると思います。この時、髪はずっと引っ張られた状態になります。

引っ張り続けることで起こるとされる牽引性脱毛症という言葉があります。強く結んだ髪型を長く続けている方に見られることがある、と言われているものです。もちろん一度縛ったくらいでどうこうなる話ではありません。ただ「結ぶ+帽子で押さえる」が毎日重なると、負担は積み上がっていきます。

かぶり方髪と頭皮に起きること
きつく締めつける頭皮の血のめぐりが落ちる
髪を縛ったままかぶる引っ張られた状態が長く続く
蒸れたままにする湿気がこもって頭皮の環境が乱れる

気をつけたいかぶり方③|蒸れたままにしておく

密閉性の高い帽子を長時間かぶっていると、内側に湿気がこもります。夏場は特にそうですね。汗をかいた状態のまま何時間も置いておくのは、頭皮にとって気持ちのいい環境ではありません。

難しいことをする必要はなくて、時々脱いで風を通す、帰宅したら内側を乾かす、これくらいで十分だと思います。通気メッシュが入ったものを選ぶのも手です。

問題なのは帽子ではなく、その状態が続くこと

3つ挙げましたが、共通しているのは「帽子が悪い」ではなく「同じ負担が続いている」という点です。引っ張られている、圧迫されている、擦れている。こういう状態が長く続けば、髪の質が落ちてくることは実際にありえます。逆に言えば、そこさえ避ければ帽子を敬遠する理由はありません。

🎬 坂野てんくが動画で話していたこと

「なので、帽子云々が悪いというよりかはですね、引っ張られている状態が長く続いたりだとか、圧迫している状態が続いたりだとか、帽子とのですね、髪の毛の擦れてですね、ちょっと髪の質が悪くなってしまうというのはですね、実際は起こり得るものなんじゃないかなとは思いますね。」

むしろ帽子は、紫外線から頭皮を守ってくれます

ここが今回いちばんお伝えしたいところかもしれません。最近の紫外線の強さは、本当にすごいです。

頭皮も皮膚です。顔や腕と同じように日焼けします。分け目のあたりが赤くなったり、ヒリヒリしたりした経験がある方もいるのではないでしょうか。直接浴び続けるより、帽子で一枚さえぎってあげたほうが、頭皮にはやさしいはずです。紫外線と髪の話は5月の紫外線は真夏並み|髪と頭皮の春のUV対策でも詳しく書いています。

噂を気にして帽子を避けてきた方がもしいらっしゃったら、あらためて検討してみてもいいと思います。外からのダメージを防いでくれる、いいアイテムです。

ウィッグをつけている方の帽子はどうなる?|動画で話しきれなかった補足

ここまでは地毛の話でした。ウィッグをお使いの方から「帽子はかぶっていいですか」と聞かれることもよくあります。結論としては問題ありません。当サロンの固定式は1ヶ月外さないタイプなので、帽子の脱ぎ着で浮いてくるようなこともありません。

ただ、こちらも「きつすぎるものは避ける」「蒸れたら風を通す」という考え方は同じです。詳しくはウィッグの上から帽子はかぶれる?夏の疑問を解説にまとめています。

よくある質問

Q. 仕事で一日中ヘルメットをかぶります。大丈夫でしょうか?

A. かぶること自体が薄毛につながるわけではありません。気をつけたいのは締めつけと蒸れです。休憩のたびに外して風を通す、インナーキャップをこまめに替える。これだけでもだいぶ違うと思います。

Q. 帽子を脱いだ時に髪が抜けています。かぶったせいですか?

A. もともと抜けるはずだった髪が帽子の内側にたまっていた、ということが多いです。髪は毎日自然に抜け替わります。ただ、抜ける量が明らかに増えたと感じるなら、帽子とは別の理由を疑ったほうがいいかもしれません。

Q. 薄毛が気になって帽子で隠しています。やめたほうがいいですか?

A. やめる必要はありません。隠したい気持ちはとても自然なことだと思います。そのうえで、帽子を外している時間もふつうに過ごせるようにしたい、というお気持ちがあれば、選択肢のひとつとしてウィッグの相談にいらしてください。

実際にご来店いただいた方の声

★★★★★

「気になるところも親身に相談に乗ってくれ、途中の雑談も楽しくて、最後は笑顔になって帰れました」

— ゆうたさん

★★★★★

「店員さんも親身になって相談にのってくれて感謝です。料金もリーズナブルで助かりました。」

— ツムさん

ホットペッパービューティー口コミ評価より

編集部

バンビーニー編集部

東京・新橋の固定式メンズウィッグサロン「バンビーニー」の情報発信担当。ウィッグや薄毛ケアに関する情報を、サロンの知見をもとに更新しています。

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まとめ

📝 この記事のまとめ

  • 噂は順番が逆。薄毛が気になった方が帽子をかぶり始めたのが先だった
  • 帽子と薄毛に直接の因果関係はない
  • 避けたいのはきつく締めつける・髪を縛ったままかぶる・蒸れたままにするの3つ
  • 問題は帽子ではなく同じ負担が続くこと
  • 紫外線から頭皮を守るという点では帽子はむしろ味方

噂を信じて帽子を我慢していた方には、少し肩の力を抜いてもらえたらうれしいです。そのうえで、隠すための帽子が手放せなくなっているとしたら、それは別の相談かもしれません。その時はいつでもお声かけください。

▶ この記事の内容をYouTubeでも詳しく語っています

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