この記事のポイント
- AGAの進行は頭皮の表面ではなく、体の中で起きています
- だからシャンプーで止めることは難しく、値段の高さも関係しません
- ただし頭皮の環境を整える役割は、シャンプーにしかできません
シャンプーを変えれば薄毛の進行が止まるのか。サロンでもよくいただく質問です。結論からお伝えすると、シャンプーでAGAの進行そのものを止めることは難しいです。東京・新橋の固定式メンズウィッグサロンバンビーニーの代表が、本日公開した動画でこのテーマを話しました。この記事では、なぜ止まらないのかを髪の仕組みから整理して、動画で話しきれなかった洗い方の話まで補足します。
髪には「伸びる時期」と「休む時期」があります
髪は1本1本が、伸びる時期(成長期)と、休む時期(休止期)をくり返しています。ふだんはほとんどの毛が成長期にいて、休止期に入った毛が抜け、そのあとに新しい毛が生えてくる。この生え変わりが、頭の上でずっと続いています。
AGAが進んでいる方は、この伸びる時期がだんだん短くなっていきます。すると、以前は太くて長かった毛が、次に生えてくるときには少し細く、短くなる。それがくり返されて、少しずつ薄くなっていきます。
ある日いきなりごっそり抜ける、という進み方ではありません。徐々に、というのがこの話のポイントです。だからこそ気づいたときには少し進んでいた、ということが起こります。
AGAが進むのは、頭皮の表面ではなく体の中です
ここが今日の核心です。この進行は、頭皮の表面で起きているわけではありません。男性ホルモンの一種が体の中で酵素のはたらきを受け、それが髪の根元に直接作用します。その結果として、伸びる時期にいた毛が休む時期へ切り替わってしまう。体の内側で起きていることなんですね。
🎬 坂野てんくが動画で話していたこと
「ここが一番大事なんですけれども、このAGAの進行は表面で起こっているのではなく、体内でこの進行が進むんですね。ここが大切なポイントなんですけれども。」
ホットペッパービューティー口コミ評価より
「とても親切に対応していただき安心しました。施術後も違和感なく大変満足しています。」
「毎回ベストな対応で安心して任せられます」
シャンプーの役割は、表面を洗うことです
シャンプーがしてくれるのは、頭皮や髪の表面についた皮脂の汚れ、日中に浴びたほこりを洗い流して清潔に保つことです。これはとても大事な仕事なのですが、あくまで表面の仕事です。
先ほどの話とつなげると、答えが見えてきます。進んでいる場所は体の中、洗っている場所は表面。届く場所が違うので、シャンプーでAGAの進行をどうにかする、というのはやはり難しいわけです。
「では高いシャンプーなら」と思われる方もいらっしゃいます。ただ、値段の差になっているのは、使ったときの心地よさや洗い上がりのなめらかさ、それに使っている材料といったところです。そこが上がったからといって、進行を止める力が生まれるわけではありません。
育毛シャンプーは「医薬部外品」という区分です
日本で売られているシャンプーの多くは、医薬部外品という区分になっています。この区分で認められている役割は、髪や頭皮の汚れを落とすこと、ふけやかゆみを防ぐこと。そもそも「髪が増える」という表記をしてはいけない品目なんですね。
ですので、育毛シャンプーという名前のものを使ったからといって、そのまま進行が止まったり髪が増えたりする、ということは残念ながらありません。名前から期待してしまいがちなところなので、ここは正直にお伝えしています。
それでもシャンプーは大切です
ここまで読むと、シャンプーは何でもいいのかと思われるかもしれません。そうではないんです。
かゆみやふけを抑えて、頭皮の状態を整えておく。これは髪が育つ環境をつくることそのものです。土が荒れたままでは、どんな種をまいても育ちにくい。同じことが頭の上でも起きます。進行を止める力はなくても、育つ場所を守る力がシャンプーにはあります。
当サロンでご来店の際にも、頭皮の状態は毎回拝見しています。日々のシャンプーがきちんとできている方は、やはり頭皮が落ち着いています。
洗い方でひとつだけ|シャンプー前の「湯洗い」
動画では話しきれなかったので、ここで補足します。シャンプーを手に取る前に、お湯だけで頭皮と髪をすすぐ時間をつくってみてください。予洗い、湯洗いなどと呼ばれるものです。
ここで汚れの大部分は落ちます。そのあとのシャンプーは少ない量でもよく泡立ちますし、泡が立てば頭皮をゴシゴシこすらずに済みます。目安は1分ほど。いきなりシャンプーをつけて力まかせに洗うより、頭皮にはずっとやさしい洗い方です。
気になるときは、ひとりで抱えないでください
抜け毛や薄毛の原因はAGAだけではありません。急に増えた、長く続いている、一部分だけ抜けている。そうしたときは自己判断せず、皮膚科やAGA外来で相談してみてください。原因がはっきりすると、打てる手も変わってきます。
そのうえで、今の見た目をどうにかしたいというお気持ちがあれば、当サロンのような選択肢もあります。バンビーニーは1ヶ月外さない固定式のメンズウィッグを扱っていて、寝ても洗っても外れません。カウンセリングだけのご来店でも大丈夫です。
よくある質問
Q. スカルプシャンプーならAGAに効きますか?
A. スカルプと名前がついていても、区分としては医薬部外品であることがほとんどです。頭皮の汚れを落としたり、ふけやかゆみを防いだりする役割で、進行そのものに働きかけるものではありません。頭皮を整える目的で選ぶぶんには、よい選択だと思います。
Q. シャンプーの回数を減らしたほうがいいですか?
A. 皮脂を残したほうがいいと聞いて洗わなくなる方がいらっしゃいますが、汚れが残るとかゆみやふけにつながります。基本は1日1回、夜に洗って寝るのが頭皮にはやさしいです。洗いすぎが気になる方は、力を弱めて湯洗いの時間を長くとってみてください。
Q. ウィッグをつけていてもシャンプーはできますか?
A. 当サロンの固定式であれば、つけたまま普段どおり洗っていただけます。外す手間がないので、頭皮を清潔に保ちやすいという面もあります。洗い方はご来店時にお伝えしています。
実際にご来店いただいた方の声
★★★★
初めてのヘッドスパでしたがとても心地よくてとてもスッキリしてとても気持ち良かったです。いつも丁寧な接客と対応がとても素晴らしく居心地が良いです。
★★★★★
ヘッドスパが気持ちよかったです。個室で落ち着く空間でリラックスできました。
ホットペッパービューティー口コミ評価より
バンビーニー編集部
東京・新橋の固定式メンズウィッグサロン「バンビーニー」の情報発信担当。ウィッグや薄毛ケアに関する情報を、サロンの知見をもとに更新しています。
📚 メンズウィッグのすべてがわかる
メンズウィッグ完全ガイド【2026年版】を読む →まとめ
📝 この記事のまとめ
- 髪には伸びる時期と休む時期があり、AGAが進むと伸びる時期が短くなる
- 進行が起きているのは頭皮の表面ではなく体の中
- シャンプーは表面を洗うものなので、進行そのものは止められない
- 育毛シャンプーは医薬部外品で、髪が増えるという表記はできない品目
- ただし頭皮を清潔に保つ=髪が育つ環境をつくるのはシャンプーの仕事
- 洗う前に1分ほどの湯洗いを挟むと、こすらずに洗える
シャンプーに進行を止める力はありませんが、髪が育つ場所を整える力はあります。できることとできないことを分けて考えられると、選び方も落ち着いてくるはずです。