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海・プール後に髪がギシギシするのはなぜ?洗い方とお手入れのポイント

海・プールで髪がギシギシする理由。手描きの髪の図とバンビーニー代表。

ケア・メンテナンス | 動画と読むヘアケア | 2026年9月10日

海やプールから帰ったあと、髪に指を通すと引っかかる。シャンプーをして乾かしたのに、まだギシギシする。そんなとき、もう一度強く洗えばよいのか迷いますよね。

まず見直したいのは、泳いだあとに真水ですすぐタイミングです。そのうえで、髪の状態に合う洗い方とコンディショニングを。手触りの悪さを、すべて「洗い残し」と決めつける必要はありません。

バンビーニーのYouTubeでは、海・プール後の髪のギシギシ感と、お手入れの流れを手描きの図で紹介しています。この記事は、その動画を見たあとに手順を確認できる読み物です。動画では短く説明した部分も、海水とプールの水の違いを分けて整理しました。

先に覚えておきたいこと

上がったら、まず真水ですすぐ。洗うときに毛先をこすり合わせず、すすいだあとは必要に応じてコンディショナーを使います。ギシギシが残るからと、何度も洗い直すことは避けましょう。

YouTubeで本編を見るお手入れの説明から見る(3分22秒ごろ)

海とプール、同じギシギシでも理由は一つではありません

「ギシギシ」は、指が通りにくい、髪同士がこすれる、いつものようにまとまらないといった手触りを表す言葉です。それだけで髪の内部の状態まで分かるわけではありません。いつから気になったか、濡れている間だけなのか、乾いても続くのか。まずはそこを分けて考えると、お手入れを見直しやすくなります。

海水に含まれる塩分と、乾いたあとの手触り

海水には塩分が含まれています。海水が付いたまま水分が蒸発すれば、塩分などは髪の表面に残ります。砂が付いていたり、風で髪が絡まったりすることもあるので、海から上がったときの手触りには、その日の過ごし方も重なります。

ただし、「塩が付いているから必ずこうなる」と一つの仕組みだけで説明するのは難しいところです。もともとの乾燥具合やカラーの履歴でも、感じ方は変わります。塩分を取り除くことと、絡まりを力ずくでほどかないことを分けて考えてください。

プールの塩素は、海水の塩と同じものではありません

海水に含まれる塩と、プールの消毒に使われる塩素系の成分は別のものです。「どちらも乾くと同じ結晶になり、髪に残る」という理解にはしないでください。

米国皮膚科学会(AAD)は、プールの塩素が髪を保護する脂質や毛髪のタンパク質に影響し得ると説明しています。つまり、泳いだあとのきしみは、表面に何かが残っていることだけではなく、髪の状態の変化とも関係します。日差しや摩擦の影響も合わせて考える必要があります。参考:AADの夏のヘアケア

色の変化も、きしみとは分けて見ましょう。特に明るい髪が緑がかる変化は、水中の銅との関わりが指摘されています。「キューティクルが開いたから色が抜けた」とだけ判断せず、カラーの履歴や泳ぐ頻度も美容師に伝えると相談しやすくなります。

上がったら、シャンプーの前に真水ですすぐ

動画のお手入れパートで最初に紹介しているのが、真水ですすぐことです。家に帰ってから洗う予定でも、施設にシャワーがあるなら、上がったところで髪をすすいでおくとよいでしょう。米国皮膚科学会も、水泳のあとに速やかに髪をすすぐことを勧めています。

ここでいう真水は、海水やプールの水ではない、シャワーなどの水のこと。強い水圧を当て続ける、熱いお湯で一気に落とす、といったことを目指すわけではありません。髪全体に水が行き渡るようにして、付着したものを洗い流します。

毛先が絡まっているときは、引っ張りながらすすがないようにしてください。引っかかるところを指で強くこじ開けるより、いったん力を緩めるほうがよい場面もあります。髪の長い方は、ひとかたまりのまま表面だけを濡らして終わらせず、内側にも水が通るように意識してみましょう。

シャワーが使えない場所では、できる範囲で構いません。帰宅までずっと気にし続ける必要はありませんが、使える場所に着いたらすすぐ、というつもりで準備しておくと動きやすくなります。

出かける前に確認しておくと楽なこと

現地のシャワーの場所と利用時間を確認しておきましょう。帽子やスイムキャップの使用、持ち込みのヘアケア用品については、施設のルールに合わせてください。髪を守るための準備が、施設の利用ルールとぶつからないようにすることも大切です。

シャンプーは「何回洗うか」より、髪の状態を見ながら

すすいだあとはシャンプーで洗い、泡を十分に流します。洗浄力の強さや回数だけで何とかしようとすると、必要以上に洗ってしまうことがあります。特に毛先は、頭皮と同じ強さでこすり合わせないようにしましょう。

動画では、泡立ちが悪いときにもう一度シャンプーする例も紹介しています。ただ、泡立ちの少なさだけで、塩分や塩素が残っている量を判断することはできません。整髪料の有無や使っている製品によっても泡立ちは変わります。二度洗いを毎回の決まりにする必要はありません。

プールを日常的に利用していて気になる場合は、水泳後向けのシャンプーが選択肢になることもあります。どんな製品でも一律に使えばよいわけではないので、使用方法や頻度を確認し、自分の髪に合うか美容師に相談してください。特にカラー直後や乾燥しやすい髪では、選び方を確認しておくと安心です。

洗い流したあとに、手触りを整える工程も

シャンプーは汚れなどを洗い流すための工程です。洗うことだけで、どんなきしみも元に戻るわけではありません。必要に応じてコンディショナーやトリートメントを使い、製品の案内に沿って仕上げます。水泳後の洗髪とコンディショニングは、AADの案内にも含まれています。

「落とし切れていないのかもしれない」と不安になって、いつもより強く洗う。まだ気になって、さらに洗う。この繰り返しには入りたくありません。まず一度、いつものお手入れを丁寧に行い、それでも続く変化は相談する材料として覚えておいてください。

気になる場面見直すところ
海から上がった直後真水ですすげる場所を確認し、砂や付着物を流す
洗ってもきしむ洗い直しを重ねず、コンディショニングや普段の髪の状態も確認する
プールのあと色が変わったきしみとは分けて、カラー履歴と水泳の頻度を美容師に伝える
ウィッグの毛先が絡む引っ張らず、素材と製品に合う扱い方を取扱店に確認する

乾かすときは、こすりすぎと熱の当てすぎに気をつける

洗い終えたら、タオルでやさしく水分を取って乾かします。強くこすって水気を飛ばすより、押さえるように水分を取るイメージです。毛先が絡んだ状態でタオルを往復させると、ほどくときにも余計な力がかかってしまいます。

ドライヤーも、一か所に近づけたまま熱風を当て続けないようにします。早く仕上げようと近づけるより、風を動かしながら乾かすほうが扱いやすいでしょう。製品や髪の状態に合う温度を使ってください。熱で無理に手触りを変えようとしないことが大切です。

ここまで行っても引っかかりが残る場合、「乾かし方が悪かった」と自分で決めつける必要はありません。以前からの傷みやカラーの影響などが関係することもあります。次の来店時に、濡れているときと乾いたときの違いを伝えると、相談の出発点になります。

ウィッグを使っている方は、素材と固定方法に合わせて

この記事の一般的なヘアケアを、すべてのウィッグにそのまま当てはめないようにしてください。人毛か人工毛か、耐熱性があるか、固定部分にどんな扱いが必要かで、使える製品や乾かし方が変わります。

人毛であっても、地毛と同じように考えて強く洗えばよいわけではありません。毛先の扱いに加え、ベースや接続部分への力のかかり方にも気を配ります。人工毛に、人毛向けの温度設定をそのまま使うことも避けましょう。迷うときは、まず購入先・取扱店の案内を確認してください。

固定式ウィッグを着用して海やプールに行く予定がある方は、外出前に担当者へ一言伝えておくと、お手入れについて確認できます。施設で洗えるのか、帰宅後まで乾かせないのか。予定を具体的に伝えると、普段との違いを整理しやすくなります。

サロンスタッフの視点

ご相談の際は、「海から上がった直後」「帰宅して洗ったあと」のどちらから気になったのかを教えてください。使ったシャンプーの名前や、いつものお手入れとの違いも分かると、話が進めやすくなります。まず状況を確認するところからで大丈夫です。

バンビーニーは東京・新橋のメンズウィッグサロンです。ウィッグのお手入れで迷っている方は、ご予約時やメンテナンスの際にご相談ください。製品の状態を見ずに、使う薬剤や洗い方を一律に決めることはしません。

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相談する前に、新しいケア用品をいくつも買い足す必要はありません。今使っている製品と、普段の洗い方をそのまま伝えてもらえれば大丈夫です。あれもこれも一度に変えると、どの変化が合っていたのか分かりにくくなります。まず、泳いだあとにすすぐ工程が抜けていなかったかを振り返る。それだけでも、お手入れの流れを整理するきっかけになります。

旅行先からの帰宅が遅くなる日は、タオルや必要なケア用品を取り出しやすい場所に用意しておくと便利です。帰ってから手順を思い出すのが難しければ、この記事のお手入れパートを開いておくのも一つの方法です。

海・プール後のお手入れについて、よくある質問

洗ったのにギシギシするのは、洗い残しですか?

洗い残しだけとは限りません。乾燥や摩擦、もともとの髪の状態なども関わります。洗い直しを重ねる前に、すすぎ方やコンディショニングを確認しましょう。

シャンプーは必ず2回したほうがいいですか?

毎回2回と決める必要はありません。泡立ちだけで付着物の量は判断できないので、製品の使い方と髪の状態に合わせます。気になるときは美容師に相談してください。

プールから出たら、すぐ乾かせないとだめですか?

まずは真水ですすげるかを確認してください。乾かせる環境になったら、タオルでやさしく水分を取り、熱を当てすぎないように仕上げます。現地の設備に合わせて、できることからで構いません。

ウィッグにも同じケアをして大丈夫ですか?

素材や固定方法によって異なります。人毛・人工毛の違いや耐熱性を確認し、シャンプーや乾燥方法は取扱店の案内を優先してください。

サロンをご利用いただいた方の声

以下はサロンでのサービスについて寄せられた口コミです。海・プール後の髪への効果を示すものではありません。

KENさん

新品交換のため来店しました。またヘッドスパをお願いしました。とても気持ちよく、至福の時間でした。

ツムさん

初めてヘッドスパをして頂きました。開始1分で寝落ちしてしまいました。最高の癒やしを有難うございました。

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まとめ|強く洗う前に、すすぎから見直してみましょう

海・プール後のギシギシ感は、一つの原因だけで起きるとは限りません。上がったら真水ですすぎ、髪の状態に合うお手入れを。洗い直しを重ねるより、洗うときや乾かすときの力加減を見直してみてください。

手順を動画で確認したい方は、本編のお手入れパートへ。ウィッグをお使いの方は、製品に合った方法を担当者と確認しましょう。

ご相談・メンテナンスの予約はこちら

参考資料:米国皮膚科学会・夏のヘアケアCleveland Clinic・塩素とヘアケア(2026年9月10日確認)

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